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Last update:2014/9/11

Fashion in the 50's.

50年代のファッション。

†シルエットの時代

50年台のファッションは40年代後半と同様にクリスチャン・ディオールを中心に動いています。それはまさに「ライン時代」と言え、毎年のように新しいシルエットが打ち出されていったのです。

そのような流れの中で、バレンシアガはよりシンプルで機能的なデザインを追及していきました。

ディオールは、54年の「Hライン」、55年、「Aライン」、「Yライン」、56年、「マグネットライン」を発表していきます。
そして、バレンシアガは「チュニック」を極めていったのです。

†ディオールの死

1957年10月24日、これまでファッション界を引っ張ってきたクリスチャン・ディオールが、52歳の若さで亡くなってしまいました。

これは毎年ディオールが打ち出してきた「ライン時代」、シルエットの変化を打ち出していくスタイルの終わりを予感させ、ディオールのメゾンはイヴ・サンローランへと引き継がれていったのです。

†ロックとジーンズ文化の始まり

50年代、ロックが世界中に知れ渡たり、エルヴィス・プレスリーなどのロックミュージシャンが登場します。

ビートの聞いたサウンドはエルヴィス・プレスリーの名前とともに瞬く間に世界中に広がり、ロック愛好者のことはビート二クス(ビート族)と呼ばれました。ビート二クスと呼ばれるスタイル、黒の革のジャンパー、リーゼントが、ビート二クスファッションとしてロックとともに広がっていきます。

ハイファッション界では、ビートニクスファッションをイヴ・サンローランが取り上げます。

†50年代に活躍したデザイナー

クリスチャンディオール、バレンシアガ、イヴ・サンローラン、シャネル、ピエール・カルダン、ギ・ラロッシュ、ジバンシー、バルマンなどが活躍します。

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