最終更新日:2014/9/11
Fashion in the 60's.
60年代のファッション。
†ファッションの変化
60年代は、ユースカルチャーがハイファッションの世界にも取り入れられる時代です。
流行を作っていたオートクチュールのパターンが変化し出し、ファッション産業はアメリカに代表される広範囲な消費者層を相手にする既製服産業への路線を歩んでいったのです。
プレタポルテという新しいファッションの仕組みが登場したのもこの時代です。
†ユース・カルチャー、ストリートファッションの登場
この時代に変化を生み出したのは既製服を着る若者の文化が中心でした。
モッズ、ミニスカート、ヒッピーファッションなど、オートクチュールから降りてくるファッションではなく、若者が自身でファッションを選び、ファッションによりアイデンティティを示し始めたのです。
ストリートから一つのファッションのムーブメントが生まれました。
†パンツスタイル(パンタロン革命)
イヴ・サンローランは60年代後半にパンツスタイルを積極的に提案していきます。
これは、シティ・パンツと名づけられ、パーティードレスではなく、機能美を追求するものでした。
「女性は(従来のようなスタイルで)女性らしく振る舞わなくてもいいのではないか?」というウーマン・リブ的な発想から生まれたスタイルです。
†60年代に活躍するデザイナー
イヴ・サンローラン、エマニュエル・ウンガロ、クレージュ、マリー・クワント、バレンシアガ、シャネル、ジバンシー、ヴァレンティノ、ギ・ラロッシュ、カール・ラガーフェルド(クロエ、フェンディのデザイナーとして)、ピエール・カルダン、パコ ラバンヌなど。
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2019/3/20 更新